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シロアリは住宅に被害をもたらす害虫としてよく知られています。
たしかにシロアリといえば、床下や柱、天井などに巣を作り、住宅の木材などを食害して被害をもたらす天敵に違いありません。
シロアリ・羽アリは切り株や木の根に発生しやすい?
意外と知られていないことですが、シロアリが生息するのは森林の立ち枯れした木や腐ちた倒木が中心です。
シロアリはそのような木を主食としています。
自然界の食物連鎖を考える上で、シロアリの果たす役割はとても重要なものだとも言われています。
というのも、シロアリは樹木の繊維に含まれる「セルロース」という成分を分解して栄養とする稀有な昆虫であり、さらにこのシロアリを補食する昆虫や動物が多く存在するからです。
このようにシロアリは自然界において欠かせない存在で「益虫」とも呼ばれていますが、時にはわれわれの住宅にやってきて大きな被害をもたらす困った存在でもあります。
シロアリが住宅へ侵入してくる2つの方法
シロアリが住宅へ侵入してくる方法には主に2つあります。
1つは、羽アリとなったシロアリが群れとなって住宅に飛来してくるパターン。
もうひとつは、地中から住宅の床下に侵入してくるパターンです。
実は2つ目の多くは、庭にある木や植木などに巣を作って繁殖したシロアリが庭木の根から地中を通って住宅へ侵入してくるケースと考えられます。
つまり、住宅の近くにある庭木やその根などが住宅のシロアリ被害の原因の一つになる可能性があるというこです。
木であればどんなものでもシロアリは食べてしまうのかというとそうではありません。
シロアリにも好みがあります。
シロアリが好物にする木として挙げられるのはマツやモミです。
とくにクロマツ、アカマツ、エゾマツなどのマツは他の木に比べて柔らかく、シロアリが好んで食餌する傾向にあります。
シロアリが嫌いな木
これとは反対に、シロアリが嫌いな木もあります。
ヒノキ、カシ、ヒバといった木はシロアリが好まない木の代表格です。
なぜシロアリはこれらの木を好まないかといえば、シロアリが嫌う成分が含まれているからです。
とりわけヒノキ、ヒバは、殺虫成分を含んだ「耐蟻性木材」といわれ、木造住宅の材料などとして重宝されているのをご存知の方も多いでしょう。
とはいえ、場合によってはシロアリによる食害が発生することもあるので絶対に安心ということはありません。
たとえ被害を受けにくい木材だとしても、濡れて水分を多く含んでいたり、腐れていたりすることで、シロアリにとっては格好の餌となってしまいますので注意しなければいけません。
森林などの木がシロアリにとって生息に適した環境であるのと同様に、住宅にある庭木や植木もシロアリの住処や餌となってしまう可能性があります。
シロアリは、生木というよりは、とくに好んで立ち枯れした木などを選んで餌とすることがほとんどです。
庭木や植木が枯れたり腐ったりしないように気をつけることで、住宅へシロアリ被害が及ぶことを未然に防止することにもつながります。
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