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シロアリはどこからともなくやってきて、いつの間にか住宅を侵食してしまう非常に厄介で迷惑な害虫としてよく知られています。
住宅の建材として使われることが多い木材は、シロアリの大好物です。
さらに木を原材料とした紙やダンボールなどもシロアリにとっては餌となります。
そのため住宅だけでなく屋外に放置した木材や紙類もシロアリの温床となってしまうのです。
もっとも基本的なシロアリ対策としては、水気や湿気の多いところや日光が届かない日陰や物陰といったシロアリが好む環境を作らないことだといわれます。
しかしそのような対策を住宅に施すことは非常に難しいといえるでしょう。
なぜなら床下や天井など日光の届きにくい場所やトイレやお風呂など水気の多い場所が住宅にはたくさんあるからです。
住宅へのシロアリ被害を防ぐための対策はないのでしょうか。
シロアリが嫌いなもので侵入を予防することはできないでしょうか。
シロアリが嫌いなもの、苦手なものだといわれるものをいくつかあげてみます。
シロアリ・羽アリの嫌いなもの・匂いとは?
シロアリは乾燥したところが苦手だといわれています。
例えば湿気がこもりやすい床下を徹底的に乾燥させてやればシロアリは侵入してこないのでしょうか。
実際にはそうした対策ではシロアリを防ぐことはできないようです。
湿気の多いところはたしかにシロアリにとって繁殖しやすく好ましい環境です。
湿った木材や腐ちた木などはシロアリがとくに好んで生息します。
しかし木造住宅への被害をもたらすイエシロアリという種類は、自分たちで水を運搬する能力をもっているため、乾燥した場所とはいえ必ずしも安心であるとは限りません。
またシロアリは日光に非常に弱い体質だといわれます。
日光に当てれば数時間でシロアリは死んでしまうともいわれているほどです。
しかし日光を当てることができるところは限定されてしまいます。
とくに住宅の床下や天井などに日光を射すようにすることは非常に難しく、シロアリの予防対策とするには現実的であるとはいえません。
木を好んで餌にするシロアリにとっても好物な木とそうでない木があります。
日本の家屋に昔から使われているヒノキは、シロアリが嫌う成分を有しているため防蟻効果があるされる木です。
ところが実際にはヒノキといえども、シロアリは難なく餌にしてしまいます。
シロアリは嫌いなものを自ら避けることができる能力まで備えていないのです。
ある時期になるとシロアリは羽アリになって移動します。
その時、自ら羽ばたいて飛ぶというよりも風に乗って飛んでいるため、どこに飛来するかを自分たちで正確に予測して飛んでいるわけではありません。
そのためもしシロアリが到着した場所にヒノキがあれば、嫌いなものを自ら避けられる能力を備えていないこともあり、ヒノキでさえ餌にしてその場所に生息しようとするでしょう。
このように、残念ながらヒノキでも確実にシロアリ被害を防げるわけではありません。
ところでシロアリが嫌いな匂いがあるのでしょうか。
よくいわれるのは、コーヒー、輪ゴム、レモンなどの柑橘類、ペパーミントやラベンダーなどハーブなどの匂いがシロアリにとっては苦手なものとしてあげられます。
これらをシロアリが発生しやすい場所に撒いておけば予防対策になるということです。
住宅へのシロアリの侵入経路を考えた場合、はたしてこれらの匂いにシロアリへの効果があるのかどうか微妙なところです。
シロアリは羽アリとなって飛来して住宅に侵入するだけでなく、土の下に通り道を作って住宅の床下に侵入するケースも多くあります。
したがってシロアリがどこからやってくるかを予測することが難しいだけではなく、侵入経路が土の中であればシロアリの苦手な匂いであっても対策効果はあまり期待できないと考えたほうがよいでしょう。
これまで見てきたように、シロアリといえども嫌いなもの、苦手なものは少なくありません。
これらを利用して予防や対策をすることはまったく意味がないともいいきれないでしょう。
またシロアリが好むような環境をできるだけ作らないことも重要な対策の一つともなります。
しかし嫌いなものがあったとしても環境や条件さえそろえば、シロアリは住宅へ侵入し被害をもたらすことは十分に考えられます。
とにかくシロアリの存在を確認したらできるだけ早期に駆除することが先決だということは間違いないでしょう。
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