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シロアリ被害を防ぐためにも、シロアリ・羽アリの侵入経路を知っておくことは重要です。

今回はシロアリ・羽アリの侵入経路についてまとめていきたいと思います。

シロアリ・羽アリの侵入経路で多いのは?

シロアリが好む環境として、エサとなる木材があり、湿気が多いジメジメとした環境を好みます。

また、心地よい環境として暗くて湿気が多い・アリなど外敵がいない・光や風がない場所を好みます。

つまり、住宅の床下は普段生息する土中からエサ(家の木材)までに辿り着くのが容易で好都合な場所になります。

ですので、床下を確認しないとシロアリを発見することは少ないと思います。

他にも狙われやすい場所として、台所、風呂場、洗面所、便所などの湿気のある場所が挙げられます。

発見しやすい場合として、春から夏にかけて羽アリが新しい巣を求めて増えることで、窓などから侵入してくる場合は比較的見つけやすいです。

もともと湿気が多くなりがちな床下に、湿度を維持しながら光や風を避けるように蟻道と呼ばれるトンネル状の通り道を作り、その蟻道を通りながら、木材内部へと侵入します。

シロアリがすでにいる場合は、床下などにできた蟻道やその近辺を壊していくと、中に大量のシロアリが見えます。

シロアリ被害を受けているか確認する方法として、以下の点が挙げられます。

1)蟻道や蟻土がある

建物の基礎や束石、土等の表面に蟻道がついてないか確認してください。

2)空洞音

シロアリの被害が進むと、壁の中の木材や柱など、外観は異常がなくても内部が空洞になるため、木材表面から叩いて確認することで調べることができます。

3)風呂場、玄関などの湿気の多い場所の建物の変状

シロアリ被害の進んだ建物では、柱が下がったり畳や床板がなんとなくくぼむ感じを受けたり襖や障子、雨戸などの建付けが悪くなることがあります。

また、4月から7月上旬位まで、特に雨上がりの次の日の晴れた日に羽アリが多く見られることがあります。

黒アリの羽アリであれば何も問題はないですが、シロアリの羽アリの場合、家の中にいたシロアリが羽アリとなって飛び出したか、近くの住宅や森林から飛来してきた可能性もあります。

羽アリの場合、床下に入る場合もありますが、庭や外壁にいて発見しやすい場合があります。

今回挙げたシロアリの発見方法は自分で行うことが難しい場合、シロアリ駆除業者に連絡して確認していただくこともできます。

数年に一度でいいので、シロアリがいないか確認することで被害を防ぎ、被害が大きくなる前に止めることができるため、チェックすることがお勧めです。

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