当サイトはシロアリ・羽アリについての専門サイトです!
様々な情報を掲載しておりますので、是非多くの記事をご覧になって下さいね!
木造住宅はシロアリによる被害を受けやすいですが、使用する木材を檜・ヒバ・炭などを使用すればシロアリによる被害を受けないという話を聞いたことがある人ももしかしたらいるかもしれません。
今回はシロアリが檜・ヒバ・炭は食べるのかについてまとめていきたいと思います。
シロアリ・羽アリは檜・ヒバ・炭は食べない?
結論から言ってしますと、檜・ヒバ・炭を使用してもシロアリはエサとして食べることができます。
シロアリは木材以外にも紙、衣類、革製品、本、断熱材なども食べてしまいます。
シロアリにとって食べられないということはありません。
では、なぜ被害を受けないという話もあるのでしょうか。
日本農林規格(JAS)では、樹種による耐朽性を定めており、針葉樹である檜、ヒバはD1耐朽性 大に含まれ、特に耐朽性が強い、D1特定樹種に分類されます。
さらに、日本建築学会が発行している建築材料用教材に記載されている樹種による防犠牲の違いではヒバは防犠牲大、檜は防犠牲中に分類されています。
ですので、これらの結果から腐朽に対する耐性が強く、シロアリに対する防犠牲も強いため、シロアリに食べられにくいという考えもあるようです。
ですが、防犠牲の分類は木材の芯材の防犠牲であり、その木材のすべての部分ではありません。
熱帯雨林材を除く全ての辺材は防蟻性小となっているため、芯材が多い木材を使用しないとほとんど意味がありません。
また、シロアリの被害にあってしまうと耐久性が低下し、本来の機能が発揮できなくなってしまいます。
炭について
では、炭はシロアリに対して効果があるのでしょうか。
結論としては、シロアリには影響せず、嫌いでもないので被害を受けてしまいます。
炭は湿気を吸収するので、シロアリが生存しやすい環境を作らないためには効果がありますが、シロアリの種類によっては水を持ち込んで建物に侵入することができるものもあるため、シロアリ対策としては無関係となります。
湿気が多い環境ではむしろ保湿剤として機能し、シロアリが住みやすい環境を作ってしまう可能性もあるため、被害を受けやすくなる危険性もあります。
木造住宅の場合、木材の種類を変更するだけでは完璧にはなりません。
シロアリに強く、防朽性が高い木材を使用することで被害を受けにくくなる可能性はありますが、木材が被害にあわないと保証することはできません。
シロアリ被害を防ぐためには新築時や5年毎の予防消毒や、定期的な点検を行うことで被害を食い止めることができます。
シロアリがいるか気になる! 被害に苦しんでいる!という方は「シロアリ110番」へ!
- 大切な家にシロアリがいるか気になる!
- 被害に苦しんでいるので、一刻も早く駆除したい!
という方は「シロアリ110番」に依頼するのがオススメです。
まだ被害は出ていなくても、もしかしたらシロアリはいるかもしれません。
現地調査は無料で行っていただけるので、調査だけでもやってもらいましょう!