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自分でシロアリ駆除をしたいと考える方も少なくありません。
ホームセンターに行くと、シロアリ駆除のためのスプレーや薬剤を販売しているところもありますので、いわばDIYでシロアリを駆除できる道具や薬剤などが揃っています。
シロアリ・羽アリの予防はdiyや薬剤で自分で出来る?業者に工事を依頼した方がいい?
「自分の家のことは自分でやりたい」
「コストをできるだけ抑えたい」
自分で駆除したいと考える理由はいろいろでしょう。
どうすれば自分でシロアリ駆除ができるでしょうか。
自分でシロアリ駆除をする場合、いくつか注意すべきことがありますので見ていきます。
まず、建物の構造を把握しておくことです。
いざシロアリ駆除をするために床下に入っても、たとえば基礎コンクリートで各部屋ごとに仕切られた構造であればシロアリ駆除ができません。
そのため、事前に床下がどのような構造になっているかを把握しておく必要があります。
また、シロアリがどこにいるのか大まかにでも事前に把握しておくことです。
どこにシロアリがいるかを暗い床下に入ってから探そうとするのでは、時間をいたずらに浪費することになるだけでなく非常に困難なことです。
あらかじめ、どこにシロアリがいそうか、またシロアリの巣(コロニー)がありそうか、床下に入る前にある程度目処をつけておかなければならないでしょう。
シロアリがどこにいそうかということを想定することに加え、どれくらいの被害が想定しうるかも把握しておいたほうがよいでしょう。
というのも、シロアリ被害の規模によっては必要な薬剤の量も異なりますし、薬剤を設置する場所なども見当する必要があるからです。
さらに大事なことは、どのようなシロアリがいるかを把握することです。
日本で建物に被害をもたらすシロアリの約9割はヤマトシロアリ、イエシロアリの2種類といわれており、北海道の一部を除く全国各地に生息しています。
ヤマトシロアリの特徴は、自ら水分を運ぶ能力がないため、湿った木材や紙類、ダンボールを好んで食害することです。
そのためもともと湿気の多い場所を住処とする傾向にあり、たとえばお風呂場やトイレ、台所などの水回りの床下などに発生します。
イエシロアリの特徴は、ヤマトシロアリとは異なっています。
イエシロアリは、基本的に湿気の多い場所を好むのですが、自ら水分を運ぶことができるので、乾燥した場所でも生息することができる種類です。
またイエシロリは、地中に巣(コロニー)を形成し、中心となる巣以外にも複数の分巣をつくって、時には数百万匹に増殖することがあるほどの繁殖力をもっています。
そうしたことからイエシロアリは住宅に多大な被害をもたらすシロアリとして知られています。
ヤマトシロアリ、イエシロアリの2種類以外にも、最近ではアメリカカンザイシロアリやダイコクシロアリという外来種のシロアリの存在が確認されています。
シロアリの種類を見極め、シロアリの生態に即した対策をとることが重要となっているのです。
自分でシロアリを駆除する場合、シロアリ駆除の方法として一般的には2種類あります。
バリア工法について
一つは、薬剤散布法(以下バリア工法)です。
バリア工法とは、地中からシロアリが侵入しないように、床下の地面や周辺の柱、壁などに薬剤を直接散布、注入するやり方です。
バリア工法のうち、床下の地面に薬剤を散布することを「土壌処理」、木材に薬剤を吹き付けたり注入したりすることを「木部処理」といいます。
しかし、この駆除方法は、薬剤についての知識をはじめ、薬剤の効果的な散布注入方法、薬剤から身を守るための防毒マスクや作業服などが必要となり、専門業者でないと難しい作業が含まれます。
ベイト工法について
もう一つは、ベイト工法です。
ベイト工法は、バリア工法より作業しやすい方法です。
ベイト工法で使用する薬剤は、ホームセンターなどでは「ベイト剤」として販売されています。
ベイト剤は筒状になっており、これを建物の周囲などシロアリが発生しそうな場所に埋め込むだけです。
このベイト剤のなかにはシロアリが食べると脱皮できなくて死んでしまう薬剤が入っています。
そして餌を巣に持って帰るシロアリの習性を利用して、巣全体のシロアリに対して効果を発揮するのです。
自分でシロアリ駆除をする場合に適しているのはベイト工法です。
なぜなら、作業が比較的ん簡単であると同時に、建物に薬剤を直接散布・注入することがないため人体やペットへの影響を心配される方には適した方法といえるからです。
しかし残念ながらベイト工法ですべてのシロアリを除去することはできません。
たしかにベイト工法は、自分でシロアリ駆除をすることを考えればメリットのある方法ですが、シロアリの種類によっては効果が期待できないこともあるのです。
シロアリを確実に駆除しようと考えれば、建物にいるシロアリまたは巣を壊滅させる必要があります。
もしシロアリ駆除を行った結果、一時的にシロアリを除去できたと思っても、すべてのシロアリが除去されたことにはなりません。
おもにシロアリは人目につかないところで生息し、活動しています。
シロアリを駆除するためには表面には現れてこない地中や柱、壁の中にいるシロアリについても確実に除去していなければなりません。
完全に除去することができないと、シロアリは再び増殖して建物に被害をもたらすことになってしまいます。
こうなってしまうと、せっかく自分で時間をかけ苦労して行ったシロアリ駆除が無駄になってしまうだけでなく、駆除コストがさらにかかってしまうことにもなりかねません。
労力と時間さえかければ自分でシロアリ駆除をすることは決して不可能ではありません。
確実に、しかも効率的にシロアリを駆除したいと考えるのであれば、シロアリ専門業者に依頼することをおすすめします。
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